2012年9月12日水曜日

『Clean Coder』Robert C. Martin

『Clean Coder』Robert C. Martin (著), 角征典 (翻訳)
(レビュアー:エンジニア 久保田)
「プロフェッショナルプログラマへの道」とサブタイトルにもある通り、
この本はプロになるための意識や心構え、習慣を教えてくれます。

第1章ではプログラマの「責任」について記述されています。
顧客や上司、仕様がどうであれ、
書かれたコードの責任はその直接の書き手にあります。
この責任を全うするにはどうしたら良いでしょう。
本書では残りの章を通してその指針を示してくれます。

特に第6章「練習」ではソフトウェア開発にも練習があるのか
と衝撃を受けると共に深く納得させられる内容でした。
僕ら開発者は仕事中が本番で、本番でうまくやるには
当然練習が必要なんだなと。

その他にも、わずか200ページ足らずの本書には
プロになるためのエッセンスが凝縮されています。
開発者には必読の書ではないでしょうか。

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