2012年6月25日月曜日

『まつもとゆきひろ コードの未来』まつもと ゆきひろ

【オススメ書籍紹介】『まつもとゆきひろ コードの未来』まつもと ゆきひろ
(レビュアー:エンジニア 久保田)

rubyの生みの親まつもとゆきひろさんが本を出したということで早速買って読んでみました。

知ってはいたけどよくわからなかった話題や、
なんか流行ってんなという話題について、
なぜ流行っているのか、どういうメリットがあるのか
どんなデメリットがあるのか等、総合的に理解できました。


前半部分では過去から現在を振り返り、ムーアの法則にあるように
劇的に変化してきたCPUのクロック数やハードディスク容量を元に
変化が激しすぎて10年後のような遠い未来を予想するのは困難だと断りながら、
最近の潮流が近い将来も続くだろうというエクストリーム予想
を駆使して、近未来の予想をしています。

全体的に技術書というよりは読み物よりな内容で、
ここまでは非技術者の方が読んでも楽しめるかと思います。

後半部分では前半で予想したコードの未来に沿った
今あるHOTなトピックを取り上げてその意味と、
簡単な使い方を紹介してくれています。
(Go/Dart/Rack/MongoDB etc.)


業務では使わない新しい技術のさわりを知れることは
非常に刺激的です。

「コードの未来」を読んで自分の未来を考えてみるのも
良いかもしれませんね。

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